すっかり影を潜めたC++言語 [あれこれ]

 '95年頃のサンプルが今でもビルド可能だということで、気を良くしてその頃以降でも書店で求めていたC/C++のサンプルが動くんじゃないかと思い、2001年の雑誌のコードをCodeWarriorで試してみた。その頃MacはOSの切替時で、Mac用のものは出回らなかったし、日本ではMacはそういう機種ではないというのが常識のようだったので参考本はwinしかないと言った状況の頃の話です。Linux wineでは普通に使用可能です。まあその頃はほとんどパソコンに触っていなかったのですが、ちょっとした思考本としてそういうものは目を通していました。で、その付録についていたCDを最近になってwineで見れるようになったので見直すと、はあ?C++のコードはCWで警告は出るもののコンパイル可能なようでした。でも、実行結果が出ないコードもあって、あれ、その頃ってそれも有りだっけか?と逆に驚きを知りました。年数時間をどう感じるかは人それぞれだとは思いますが、WindowsってOS自体は大幅変更はしていないはずなのに、ちょっと前のコードがもう時代遅れになってしまうのか、と言いたいところですがどうやらこれも単なるバグのようです。つまり、無理やり雑誌に載せていたと言ったほうが正確ではないかと思います。今ではそのような名前のマガジンはありませんが、まあそんなものを買ってしまった私が馬鹿だったということで、今のLinux g++では殆どのコードがエラーでした。当然Macでもエラーですが、Mac側からはインテルに変わっても見れない部分はあるので、批評のできない案件でもあったのです。まして昔のPowerPCでは、関係ない話です。でもある程度の知識は持ち合わせていないと、またバカを見ますので試した結果を言うと、この手のコードは悪気はないんでしょうけれども、実に悪さをします。Linuxのファイルメニューにあるアプリケーション起動がその実行ファイルを見つけられなくなってしまうのです。つまりエラーコード自体がその大本のアプリケーションまでエラーに追い込んだ形です。直したいところですが面倒なようだし又なるかもしれないので、実行ファイルまで移動して起動させています。これで分かったことは、「使わないこと」です。
だからって、MacやLinuxが良いとは思いませんけど、と言うかWindowsならまだ古いソフトも動かせますが、MacのOS9頃のソフトは最新の機種では再生不能です。結構あったのですが。それを考慮すればどっちもどっちで、ドッチモ!ってことになりそうですけど、今後の先々のことを考慮すれば、やっぱりこれだろうと言うものは考えて置かなければならないと思います。それは自己責任の判断で。
それで、C++は開発言語としてどうなんだろうと考え直してみると、何とも曖昧な言語としか言えないところがあって、それに比べればObjective-Cはまだはっきりとしています。とは言えMacだけが開発可能なので、比較のしようがあまりないのですが、まあ嘗てのWindows95のようなことにはならないように、創始者は考えたようです。でなければiPhoneのシェアは最初から数%も行かなかったのだと思います。例えばCEPhoneが市場独占状態になっていたかも。
とは言え、Objective-CはC++の良いところを取り入れられるし、clang++は日本語にも強いことがわかったので、これでしょうか。
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