Scribusと日本語環境に付いて [Linux]

*2014.6.3現在での追記:これは、最初フォントの設定の仕組みがわからない時に書いていたので、preferenceで日本語以外をすべてチェックアウトすると、代替の日本語のフォントを使用するかどうかのダイアログが出てきて、OKでテキストフィールド自体もそのフォーマットに変わるみたいでした。あくまでフォントの種類だけで、大きさだとかの設定は変わりません。なので、この時点でも直接入力できていたようです。

前の続きなのですが、日本語入力に必須なソフトにWin Linux Macに対応していると言われるscribus(バージョン1.4.3)というDTP PDFを扱うものが有るのを知り、10.9.2のMacPortsからインストールしてみました。日本語化はできてはいるものの、問題は入力ができるのかです。
結果から言うとMacではできませんでした。また画像で判断するか、実際にインストールして試してみれば分かると思うのですが、ピクチャーで示すと:
scribusMac.png
でテンプレートから開いて、見出しのヘッダーテキストアリアに日本語を打とうとすると、タブで変換までは行くのですが、エンターしたところで、文字が消えてしまいます。MacUIMは関係ないみたいですが、その時は日本語入力できる状態でした。
このuim自体も問題が残っていて再起動してファインダーバーに表示されるのは?マークです。設定を直すのもかったるいので、まだ試作思考の開発段階ということで取り敢えず無視して、ではwineでWindows用のものをダウンロードして実行してみました。次の画面がそれ:
scribusWin.png
何の反応もありません。ではLinuxではFedoraが良さそうだったので、切り替えて試してみました。次がそれ:
scribusFedo.png
今度は直接入力はできないものの、と言うかエンターを押すまで文字が見えなかったので機能として付いているエディタでコピーペーストした状態をキャプチャーしました。これだとかろうじて編集できます。この状態はwineでWindowsソフトOffice2007を使用したときにFedora辺りで見られる現象なので、scribus自体はWindowsでは普通に使用できるのだと思いますが、そのために環境を整えるのもバカバカしいのでWindowsは無視。
では、10.6.8ではどうか試しました。次がそれ:
scribus10.6.8.png
やはり入力した時点で文字は消えてしまいました。まあ、Inkscapeで日本語が打てるようになるところを見ると、いずれこれらの未対応は改善されるものとは思いますが、他言語圏では使用に際しては命取りなので、今のところそういうものが有るということで、残念でした。MacってDTP得意じゃなかったっけ?
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